ワールドワイド☆でんぱツアー2014 〜全国ZEPP行脚〜
1月5日のワールドワイド☆でんぱツアー2014 〜全国ZEPP行脚〜Zepp ダイバーシティ東京公演2日目に参加してきました。一言での感想は、こんなに楽しめるとは思っていなかった、です。
ぼくはライブを楽しめない人間です。音に合わせてジャンプしたりからだを揺らしたりすることが一番苦手です。音楽にノッていることが恥ずかしいことだと思っていたし、それを誰かに見られていたらと思うとライブ中には後ろのほうで棒立ちで見ているしかありませんでした。
ライブ自体には全く行かないというわけではなく年に2,3回はいくのですが正直どこか楽しみきれていない、自分のライブの楽しみ方に納得できていない自分が常にどこかにいました。
今回のライブでも序盤は本当に棒立ち状態でぼうっと見ていました。でも全力で踊るピンキーの笑顔を見ていたら、「応援しなくちゃ、名前を呼ばなくちゃ」という使命感が湧いてきました。気がついた頃には全力で名前を呼んでサイリウムを振って、声を枯らして、腕の筋力も使いきっていました。
そこにはかつてのようになりふりを気にしてライブを楽しみきれない自分はいませんでした。
そこには全力でパフォーマンスするピンキー始めでんぱ組.incとそれを全力で応援したい気持ち、それ以外は関係ないんだ、と。
今までいくつか参加したライブでは、自分がそのライブに行く行為自体に変に意味合いを求めてフィルターを何重にもかけてしまっていたんだ、と感じました。
今回のライブでは何かの力が働いてそのフィルターを取っ払っわれて、全力でパフォーマンスするピンキー始めでんぱ組.incを全力で応援する、という至ってシンプルにライブを楽しむことができました。
もしかしたらこれはでんぱ組.incに限らない他のアイドルライブでもすり替えられるかもしれない。というかきっとそうなんでしょう。でもいろいろなたまたまが重なって今でんぱ組.incを推せていることに無理やりにでも意味を感じたい。
FM-FUJIのでんぱ組.incのラジオに感想メールを送りました。全く期待していなかったのですがそれが番組冒頭で読まれました。内容はもう些細な感想メールです。以上に書いたことの要約のようなものです。変に意味を見いだされるのも押し付けがましいと思いますが、ただ単にこの自分の中で大きい意味を持つと思った出来事と感想がメンバーに文章として届いていることが本当にうれしいと思いました。
そんな自分史に残る出来事でした。
2014年以降でんぱ組.incについていくためにはもっと勉強しなくちゃいけないことがたくさんあるみたいです。
それこそでんぱ組が地下活動していた頃からのファンのかた
からしてみれば、うっとおしいんだろうなとか考えてしまいますが、がんばります。